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Interview

インタビュー

自主性が尊重され、結果に対する責任も引き受ける
Q1
入社前のキャリアや入社に至った経緯を教えてください。
 
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 日本の会計士、税理士等の資格取得を基点として、専門家としてのキャリアを積まれていく方がこの業界では多いと思いますが、私は少々違っていました。少し長くなりますが、学生時代から振り返ります。
日本の大学3年生終了時に休学をし、アメリカの大学3年生に編入、2年で卒業をして日本の大学4年生に戻りました。この時、アメリカに帰ってきて会計事務所を開くという目標を立てます。専門家になるための勉強をしつつ、個人会計事務所運営のノウハウを得ることを第一に考え、キャリアのスタートとして日本にて、地元の小規模な(従業員10人程の)個人会計事務所に新卒として入ります。
まずは1年間、働きながらUSCPAを取得し、同時にアメリカの大学院で税法を専攻するための試験等も終え、留学準備を全て整えていましたが、一方で転職の選択肢も残していました。結局、東京にある大手会計事務所(当時のビッグ5)における、アメリカの個人所得税申告等を扱う部門への転職を決めました。その後、同会計事務所のニューヨーク事務所への転籍の話があり、現地まで話を聞きに飛びました。しかし、この時のアメリカは学生時代に感じたものとは異質に感じ、将来の姿として描いていたアメリカでの独立に関して迷いが生じました。学生時代は田舎であるアメリカ中西部で学んでいたということとの違いもありますが、9.11の直後であり、アメリカ経済も停滞、殺伐とした雰囲気を感じた一方、アジアの経済的発展を頻繁に見聞する時期でした。
 たまたま、日経新聞の求人広告で見つけた、別の大手会計事務所からの「アジアでのジャパンデスク」に興味が湧き、応募してみました。それはインドネシアのジャカルタでの駐在ポジションでした。これが私の職業および人生にとっての大きな転換点になります。
 ジャカルタに赴任したのは2004年、ビッグ4の会計事務所ではインドネシアの各法人に1、2名のジャパンデスク要員を置いているというような時期でした。一人で200社超のクライアントを受け持ち、会計、監査、税務、法務、M&A等の全ての領域でサポートをすることが求められます。特に税務や法務はその国の法制に基づくため、都度、ローカルスタッフに教えてもらいながら、知識の吸収、日系クライアントへのフォローを行うという業務です。
 30代前半で私は一度、日本に戻ります。インドネシアの大手会計事務所でのジャパンデスク業務は自身にとって多くの学びと経験をもたらしてくれましたが、本当の意味でのクライアントサポートが出来ているかという疑問が生じていました。一人で抱えるクライアント数が非常に多いため、何か問題が起きた時に出ていくのみの火消し対応が、業務の主なものでした。
 日本に戻っていたのは2年程でしたが、この間に結婚、SCS-Invictusへの参画をします。会計事務所運営という、当初からの目標をより具体的に叶えたいと思っていた時期です。

Q2
入社後のキャリアを教えてください。
 
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 2008年、SCS-Invictusに入ると同時にインドネシアへの赴任となりました。インドネシアで会計事務所を開いていた欧州系事務所(200名程の従業員数)とSCS-Invictusは提携をしたばかりで、そこでジャパンデスク業務を開く人員を探していたタイミングでした。
 SCSは当時、グループ設立から7年程という時期でしたが、各国でのクライアントを紹介してもらうなどをしてもらいながら、初年度から費用を賄えるだけの売上もあげ、その後4年間、毎年売上を倍増させることも出来ました。こうした実績もあってか、入社3年目でグローバルパートナーになりました。
 欧州系事務所との提携は4年間で終え、2013年にSCSはインドネシアに自社の事務所を開きます。私は当事務所の設立から事業体制の整備まで、全て責任をもって行う立場であり、現在もインドネシア事務所の運営にあたっています。
また、SCSはタイでも拠点を設けて運営をしていましたが、その再編を行うため、2017年に責任者として法人を立ち上げました。

Q3
SCS-Invictusグループの魅力
 
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 SCS-Invictusは非常にユニークな事務所です。組織だって指示に従うようなことは求められず、各拠点の自主性が尊重されます。自主性が尊重されるということは、各自の結果に対する責任も引き受けます。これは大変な責務である一方、やる気を引き出します。
各々がグループ全体として成すべきこと、貢献できることを自身で考え行動すること、各拠点をしっかりと成立させ、全体に寄与することが重要です。
専門家としての立場も、日々の研鑽と努力が報いられます。特に各国での会計、税務、法務、M&A等のサポート業務は、現地でしか培えない知識や経験に裏打ちされた内容であるため、そこで積み上げたことは全て専門家としての価値を高めます。
 私は大手会計事務所の海外ジャパンデスク業務を経験し、そこでは日本的で肌理細やかなサービス提供が日系クライアントに対し出来ていないという不足感を感じていましたが、SCS-Invictusではクライアントファーストの十分なサービス提供が出来ます。それは、各拠点でのコミットメント、業績等の成果が直接的に反映されること、裁量的要素が大きく自由度があること、等によりもたらされる効果だと考えています。
 また、現地スタッフと一緒に事務所を運営していく過程は、困難なことも楽しいことも共に過ごす時間となり、それはかけがえのない満足と喜びに繋がります。

Q4
休みの日は?
 
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 インドネシアでは週末にゴルフをすることも多いですが、テニスも頻繁にやっています。最近はシングルスやダブルスでのテニス大会に参加もするため、強度を高めての練習をしています。インドネシアのアパートはテニスコートが付いていることも多いため、コーチとボールボーイ(人件費が安いです)に来てもらっての優雅なテニスができるのは魅力です。
 また、最近はキャンプなどのアウトドア、キックボクシング、麻雀と趣味が渋滞気味ではあるものの、リフレッシュする時も全力でいることをモットーとしています。

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