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Interview

インタビュー

志が高いメンバーと切磋琢磨して成長できる環境
Q1
入社前のキャリアや入社に至った経緯を教えてください。
 

私はSCS-Invictusでも大変珍しく新卒で入社しました。高校卒業後にハワイ州のカレッジに進学しましたが、その当時は会計や税務などへの興味は全くなく、将来は英語を使った仕事がしたいというアメリカ留学を経験する人の多くが口にする平凡な目標しかありませんでした。私の両親は地方公務員として勤務しており私の留学には反対どころか地元の国立大学に進学して公務員になることを望んでいた典型的な田舎の家庭といった感じでしたが、私の熱意が勝り2年間だけなら行かせてやるという約束で留学を許可してもらいました。しかし、ハワイのカレッジでの2年間の課程を修了した頃にはアメリカの本土の生活も経験してみたいという思いが芽生え、結果としてカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校に3年次編入を決めました。当時はまだ具体的に将来の夢や目標などはなかったのですが、留学継続には両親の経済的サポートが不可欠だったため、アメリカで会計士の資格を取りたいという聞こえのよいことを言った記憶があります。
編入後はビジネス学部マーケティング学科を専攻し、必修科目の授業で初めて会計と出会いました。数学は得意な方だったので簡単なクラスと思う一方で会計を仕事にすることはイメージできないというのが初めて会計のクラスを受講した感想でした。ただ、アメリカで就労ビザを取得しやすいという理由が一番の決め手となり最終的に会計学を専攻しました。きっかけはビザ取得ではあったものの、CPAという職業は、様々な業界と接する機会があり、将来独立というイメージもしやすく、自分自身の人間性や知識が財産となるという点で自分の理想ともマッチしていましたし、留学をサポートしてくれた両親へCPAという資格を取得してアメリカで就職をするという形を残したいという強い思いもありました。
また、アメリカでの就業を選択するにあたっては、公用語が母国語ではない英語であり人種的にもマイノリティの異文化の環境で生活することで成長できると思ったという点も大きかったです。
在学中の2008年にリーマンショックが起き企業の採用活動も凍結していたこともあり、就職が決まらないまま卒業を迎えました。
卒業後に最大で1年間労働ができるOPTという就労ビザの申請を進め、一定期間内に仕事が見つからなければ帰国しなければいけないという状況で必死に求人サイトを見ていた時にSCSの求人を見つけてすぐに応募しました。当時のアメリカ事務所は立ち上げたばかりで新卒を育てる余裕や資金もなく、一旦採用を見送られましたが、1、2ヶ月後にパートナーの北見から再度連絡があり、パートタイムで良ければ仕事があるとのことで採用が決まりました。

Q2
入社後のキャリアを教えてください。
 

私がパートタイムとして入社したのが2010年6月で、その当時は私と同時期に入社した経理・総務担当の社員とパートナーの3人体制という小さな事務所でした。入社直後にその当時の規模にしては大きな仕事が入ってきた事をきっかけに1年でUSCPAを全科目合格することを条件としてフルタイムでの採用オファーを受けました。その後、無事に1年でUSCPA全科目を合格し監査や税務だけではなく、記帳代行や給与計算など幅広く経験し、入社から5年後の2015年に新拠点の立ち上げでシアトルに赴任しました。赴任後は税務、コンサル業務を中心に監査業務にもサポートとして携わっています。
新卒未経験で入社しましたが、小さい事務所という事もあり特に研修制度もなく一般的なOJTの見て学ぶというよりも実際にクライアントをアサインしてもらい、単に細かいタスク処理ではなく自らコミュニケーションを取って案件全体を進める環境があったことが今の成長に繋がっています。また、行き詰った時はすぐにパートナーに相談できる環境があるというのも小さい事務所の利点だったと思います。
入社当初から今でもSCSだからできること、大手会計事務所にはできないことを常に意識しています。その背景にはビジネス交流会なので自己紹介をする度にSCSの知名度はなく、大手会計事務所しか知らないという人が多く、とても悔しい思いをしてきたという経験があります。昔から会計士・税理士というと先生と呼ばれることもあり、尊敬されている一方で、フランクに接しにくく何か怒られるのではないかという印象を持っている人も多くいることに気が付き、経験も浅く年齢も若い自分にできるフットワークの軽さや話しやすい雰囲気作りを心がけ徐々に顧客獲得に繋がりました。今では初対面の人には「CPAっぽくないですね。」と良く言われますが、それは私にとって最高の誉め言葉として受け取っています。シアトル事務所立ち上げ後もそういったブランディングの成果からか、知人やカリフォルニア州の既存クライアントから新規案件を紹介してもらえたり、若手時代にやってきたことがすごく活きています。

Q3
SCS-Invictusグループの魅力
 

個人的な感想になりますが、SCS-Invictusグループは良い意味で会計事務所っぽくない会計のプロフェッショナル集団だと思います。私が出会ったメンバーの多くは大手会計事務所に新卒入社して、一般的には高所得で将来安泰といわれるようなキャリアを2、3年で辞めてSCSに入社しています。良い意味で一般社会とは少しずれた感覚を持ち、自らがチャレンジャーであることからクライアントにも違う角度からのアドバイスができるメンバーが集まっています。また私が経験したように、新卒未経験でも色々なことに挑戦できる環境があり、志が高いメンバーと切磋琢磨して成長できる会社だと思います。

Q4
SCSでの目標
 

会計士・税理士の仕事は属人的になりがちで担当者が代わる度にクライアントが困っているという話をよく耳にしますが、アメリカ事務所としては若手をしっかりと育成し誰がどのクライアントを担当しても同じバリューを提供できるチーム作りに力を入れていきたいです。
また、会計士・税理士の仕事は将来AIに仕事を奪われる職種としてよく挙げられますが、監査や税務申告といった業務自体は残ると思います。個人の目標としては新しい技術やトレンドを取り入れる柔軟性を常に持つ一方で、AIやロボットには無い人間くささを磨きクライアントに求められ続ける存在になりたいと思っています。

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