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Interview

インタビュー

高いレベルで取り組み、専門性を高める
Q1
入社前のキャリアや入社に至った経緯を教えてください。
 

私は大学3年時に公認会計士試験に合格し、合格後すぐに大手監査法人の内定を頂きました。入所は大学卒業後であったため、それまでに何かできないかと思い、色々と探していた中でインドの会計事務所のインターンの募集があることを知り、インターンに応募し、1年間参加しました。そこがSCSのジョイントベンチャー先のASA Corporate Catalyst India(CCI)でした。
私自身、会計士試験勉強中から試験合格直後までは、海外志望はなく、インドに興味もなかったのですが、インドでの業務を経験された先輩の話を聞いたり、自分でも調べているうちに、“インドで働くことは面白そう“という思いが強くなり、参加することにしました。
インドの会計事務所での業務は、学生のインターンながら、当時はインドの拠点設立の窓口業務や、会計税務のアドバイザリー業務に携わることができ、大手監査法人の入所前に多くの貴重な経験をすることができました。
インターン後の2014年2月に、大手監査法人に入所し、そこでは上場企業の監査、IPO業務、リファール監査業務に従事しました。当時は、比較的規模の小さいクライアントも担当していたこともあり、監査業務を一通り触れることができ、当時の上司からも多くの業務を任され、貴重な経験をすることができました。それと同時に監査に加えインドでの経験を活かした海外案件や会計・税務のコンサルティング業務にも携わって行きたい気持ちがでてきました。そんな中で、インターンをしていた時の当時の上司からSCSへの参画の誘いがありました。
SCSでは監査業務に加え、海外案件の業務はもちろん、その他のコンサルティング業務にも携われる可能性があると思いました。またSCSにいる海外経験が豊富な会計士と一緒に業務に従事できる環境は、他の会計ファームではない魅力であると感じ、2016年10月に参画しました。

Q2
入社後のキャリアを教えてください。
 

SCSに入社後、まずは東京オフィスでコンサルティング業務と監査業務に従事していました。コンサルティング業務では、決算早期化や会計処理の検討等の会計アドバイザリー業務、海外子会社の不正調査、デューデリジェンス等の業務に加え、インドでのインターン経験を活かし、インドを中心とした日系企業の海外進出支援の業務に従事していました。監査業務では、リファーラル監査と任意監査を中心に従事していました。当時の業務割合は監査4割、コンサルティング6割程度だったと思います。
入社して1年半後、先ほどお話しした、インターン先だったCCIで、当時在籍していたジャパンデスクの代表が退職することとなり、後任がなかなか見つからない状況が続いていました。その中で、後任が見つかるまでの間、SCSインド拠点の拠点長としての、駐在の打診がありました。私自身、インターンの経験もあり、若いうちから拠点長として働くチャンスはないと思い、インド拠点への駐在を決め、2018年の7月から駐在することになりました。SCSインドの拠点長としての業務は、メインであるインド進出日系企業のサポート業務以外にも新規クライアント開拓、セミナーの講師や企業での講演、インドの会計税務関連の記事の寄稿などの業務も行っていました。また、これまでの監査業務の経験を生かし、インド人会計士に代わり、親会社監査人とのやり取りも一部担当しました。
2020年10月に新型コロナウイルスの流行により、インドでの駐在が困難となり、東京オフィスに帰任しました。東京オフィス帰任後から現在まで、日本にいながらインド関連のコンサルティング業務に携わりつつ、上場企業の監査を業務の主軸として活動しています。その他に、監査分野では任意監査、リファーラル監査、AUP業務にも携わっています。現在の業務割合は、監査が8割、コンサルティング2割程度となっています。

Q3
SCS-Invictusグループの魅力
 

SCS-Invictusグループの魅力は、各拠点との繋がりも強く、海外現地のSCSメンバーと協業し、より付加価値の高い業務を提供できる機会があるところかと思います。私の一般的な会計ファームのイメージは、海外拠点にいるメンバーとやり取りする機会が少なかったり、海外案件があっても現地拠点と協業する機会は少なく、また、海外案件における業務連携も難しいと思っています。しかし、SCSでは組織構造上、横(海外拠点)との繋がりが強いため、海外拠点との連携が容易で、海外のSCSオフィスと協業することによって、東京オフィスだけでは把握することのできない現地特有の商慣行等を理解しながら業務を実施でき、東京オフィス単独では生み出すことのできない付加価値を提供することができます。
またSCSでは、自身が主体的に行動することが求められる環境であると感じているので、一つ一つの業務に責任感をもって取り組み、特に若手人材にとっては非常にやりがいがあり、成長機会が豊富な環境であるところも魅力の一つかと思います。
さらに、個性あふれる海外を経験している会計士と一緒に働くことができるのもSCSの魅力かと思います。

Q4
今後の目標
 

SCSでの目標の達成にも関連しますが、現在の監査業務とコンサルティング業務をより高いレベルで取り組み、会計の専門家として、専門性を高めていきたいと思っています。 現在は監査法人に所属していますが、SCSの監査法人は、中小監査法人の中でもさらに発展できる可能性を感じるので、まずは監査法人の発展に貢献できればと思っています。その後、日本での監査の経験やインドでの駐在経験を生かして、例えば、アフリカなどの日本人会計士(専門家)が少なく、チャレンジングな環境で日系企業の進出支援やコンサルティング業務等、新しいことに挑戦したいということも考えています。

Q5
大きな課題に直面したこと/インド赴任で学んだこと
 
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SCS入社後、特にインド拠点に駐在していた時は、インド特有のビジネス環境もあり、日本のビジネス環境では通常起きることが想定されないことが多くありました。インドで業務しているときは、何かとトラブルに巻き込まれることが多く、特に赴任したての時はトラブルが重なり、大変な時もありました。私が直面した例として、インド人スタッフと日系クライアントとの間でミスコミュニケーションや業務の進め方の違い等により、揉めることがありました。双方の話を聞いた上で、客観的にみれば、インド人スタッフ側が悪いと判断される場合がよくありました。その場合、本人はなかなか自分の非を認めず、また、自分が正しいと思った意見を曲げようとせず先に進まず、余計な間接業務が増えるという状況に発展することがほとんどでした
最初は解決するまでに色々と苦労し、つらい思いもしましたが、自分なりにインド人スタッフの意見も尊重しつつも、一つ一つ再度状況を整理し何をすべきかを説明し納得してもらうことにより、正しい方向に軌道修正することができ、その問題も無事に解決することができました。このような経験を活かし、業務開始前になるべくクライアントとのトラブルを防ぐ策をとることによって、トラブルの発生数は減らすことができ、感謝される機会も増えました。
多くの課題に直面したインド赴任を経験した後では、何かあっても解決にもっていける能力が身についた気がします。

Q6
英語について
 
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私は学生時代から特に英語が好きでも得意でもなく、むしろ苦手意識がありました。インドでのインターンは当然、英語でのコミュニケーションが求められますが、インターン募集要項には、英語能力の要件はなかったので、現地に行って勉強すれば、何とかなるという軽い気持ちで参加しました。しかし、インドについた当初は全く喋れないだけでなく、インド人が喋っている英語を聞き取ることもできず(インド人特有の訛りの影響もあったかもしれませんが・・・苦笑)、非常に悔しく辛い思いしたことを覚えています。それでもめげずに、地道に英語の勉強を続け、インターンを終えるころには、問題なくコミュニケーションをとることができるようになっていました。
2回目のインド赴任の時は、インターン時よりも、税法や会社法などの条文を参照することや、専門的な内容についてコミュニケーションする機会も増えたため、それによって英語のスキルは向上したと思います。
日本に戻った現在でも、CCIのメンバーやSCSの海外メンバーとやりとりする機会があるので、英語に触れる環境にいます。

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