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Interview

インタビュー

大きな収穫は自分の 夢・目標を見つけることができたこと
Q1
入社前のキャリアや入社に至った経緯を教えてください。
 
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SCS-Invictusが私にとって初めて就職する職場となりますが、実は会計とは程遠い料理大学を卒業しています。私はフィリピン人の母と、日本人の父を持つハーフですが、フィリピンと日本を行き来していたので、タガログ語と日本語の両方を自然に話せていました。家庭の事情で高校二年生の時にフィリピンに帰らざる得ない状況となり、高校を中退してフィリピンに来たものの、当時は自分の状況が受け入れられず、すごく落ち込みましたね。母からはフィリピンの大学に通うよう(強制的)に言われましたが、将来のことを考える余裕もなかったため、なかなか自分の夢ややりたいことを見つけることができず、慣れない環境と日本に帰りたい一心で一番簡単そうで直ぐに卒業できる2年間の料理大学を仕方なく選んで通うことに決めました。大学では充実して過ごせましたが、卒業間近の実地研修(OJT)を通じて料理の職業が自分に向いていないことに気がつきました。その後、無事に料理大学を卒業しましたが、フィリピンの文化が自分に合うようで、このままフィリピンに残って就職したいと思うようになりました。このまま料理の道に進む自分が想像できなくて、何となく求人サイトを開いて見たところ、日本語スピーカーを探している日系企業が多いことに気づき、日本語ができる自分にピッタリだと思い応募してみることにしました。当時は人材紹介会社を通じて、日本語スピーカーを探している企業を紹介してもらっていましたが、翻訳の仕事がほとんどで、自分が入社したいと思う企業がなかなか見つけられませんでした。たまたま、人材紹介会社から「知識のない業種になるけど、今後のキャリアアップのためにトライしてみないか」と紹介されたのがSCS-Invictusでした。SCS-Invictusについて簡単に説明を受けたものの、全く知らない分野のため会計や監査のことが理解できずにいましたが、新しいことに挑戦してみたい気持ちが強く、迷わず面接を受けたいと返事したのがきっかけですかね。今思ってもあの時の自分は、正しい決断をしたなと思います。

Q2
入社後のキャリアを教えてください。
 
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 Invictusフィリピンに入社した後は、「Assistant Manager」の役職を得ることができましたが、正直自分がすべき仕事が全く分からなかったです。見るもの、聞くもの全てが自分に新しくて少しだけ不安な気持ちを持ったまま入社したのを覚えています。入社してからの半年間はとにかく会計・税務についての基本知識を詰め込むのに精いっぱいで仕事というよりは勉強に近い感じで過ごしていましたね。会計の仕事に関連する映画やドラマを勤務時間中に見ていた時期もありました。さすがに入社して1年が経つと会社に貢献できる人物になりたいと強く思うようになり、5年後の目標を作ってモチベーションを上げながら、徐々に自分にしかできない仕事を見つけることに専念しました。クライアントから送られる相談内容に対して答えるドラフトを上司に送って、ドラフトに対する点数を貰ったりして、まさに試験のような感じでした。会計や税務に関する知識を増やすことができて、丁寧な文章が書けるようになったのはそのおかげですかね。今では、クライアントへの助言だけでなく、新規でフィリピンに進出する会社の立ち上げや閉鎖手続き等の単発プロジェクト業務の窓口、確定申告の計算や税金計算等を幅広く担当しています。フィリピンにおける実務はほとんどローカル従業員が実施しているため、ローカル従業員と蜜に連携を取りながら日本人マネジメントに適時報告、または手続き等で問い合わせがあれば窓口となって対応を行っています。英語が問題なく話せても、ローカル従業員と日本人マネジメントの間でミスコミュニケーションが生じたり、難しい内容だとどうしてもニュアンスが伝わりにくかったりしますので、私がローカル従業員と日本マネジメントと間に入ることにより、両者の言葉の架け橋となって手続きや経営をスムーズに進められるよう支援したりと、タガログ語、日本語、英語の3ヶ国語を日々の業務で活かしています。
まだまだ自分にできる業務の範囲を増やせるように日々精進していきたいと思います。

Q3
英語について
 
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タガログ語、日本語の2ヶ国語が話せる私ですが、英語を話すのが大の苦手です。英語を聞き取って理解することはできるのですが、話したり、英語の文章を書いたりするのが本当にダメで英文のメールを送る時、一つの短い文章を作成するだけで気づけば1時間経っていたこともありました。英文法の本を読んだりしましたが、一向に英語力が付かず、そこで英語の字幕が付いた映画をとにかく見て、わからない単語があれば調べたり、役者の真似事で発音を練習したりしていました。そのお陰で英語が少し上達しましたが、一番のきっかけとなったのが文法を間違えていても自信を持って話すことにフォーカスしたことです。前は英語への苦手意識が強すぎて、文法ばかりを気にしてなかなか話すとなると自分の言いたいことが言えなかったのですが、あえて文法を気にせず、とにかく相手に伝わるようにしゃべることを意識すれば自然と英語が怖くなくなり少しずつですが言いたいことが話せるようになりました。今でも英語への苦手意識がなくなりませんが、それでも日々のクライアントとの英語でのやりとりができるまでのレベルになれました。

Q4
今後の目標
 
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SCS-Invictusでの大きな収穫は自分の夢・目標を見つけることができたことですね。この業界に入ったことをきっかけに会計関連の仕事に興味を持ちましたので、会計士の資格を取るべく、フィリピン大学に再度入学しました。フィリピンでは会計士の資格を取るために会計専門の大学(5年制)を卒業していることが必須なので、長い道のりとなるのかと思っていましたが、あっという間に大学3年生になりました。個人として目下の目標はやはり会計の大学を無事に卒業して会計士の資格を取得することです。もちろん自分のキャリアアップのためでもありますが、Invictusフィリピン事務所としてクライアントに提供できるサービスの幅が広がるいい機会となると思っています。また、資格を持つことでよりクライアントに安心して任せられるような質の高いサービスの提供を維持していきたいです。

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